20241220 改正石綿(いしわた)則に関する説明会
朝は先日立ち会った境界図面の確認へ出向き
午後は大曲労働基準監督署主催の
「改正石綿則等に関する説明会」に参加
石綿(いしわた)とは
天然にできた繊維状の鉱物
丈夫で変化しにくいと性質から
建材や摩擦材、断熱材など
様々な工業製品に使用されていました
石綿には6種類あり
日本ではそのうちの3種類が主に使用されてきたそうです
アスベストという言葉を耳にされたことがあるかと思います
発がん性などの病気を発症して大きな話題になりました
平成18年9月1日以降
石綿および石綿をその重量の0.1パーセントを超えて含有する
すべての物の製造、輸入、譲渡、使用が禁止
しかし実際に使用されている物で
平成18年9月1日以降も引き続き使用されている間は
製造等の規定は適用されていませんでした
平成23年3月1日以降は
製造等の禁止が猶予されていた製品を含めて
製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されました
全面禁止される前に建てられた住宅などの
解体工事や改修工事等で
石綿に被ばく可能性が高いことが判明
発症まで40年近くの潜伏期間がある場合もあるそうです
石綿関連の疾患を発症させないために
建築物、工作物、船舶の解体工事
リフォームを含む改修工事について
石綿含有の有無について
事前調査が義務付けされています
令和5年10月1日から施工する建築物の
解体工事・リフォーム工事を含む改修工事については
有資格者による事前調査が義務づけられています
記録の作成・保存、現場への掲示が必要です
令和4年4月1日以降
一定規模以上の建築物および工作物の解体工事、
リフォームを含む改修工事については
事前調査結果の報告が義務づけられました
いろんな規則、法律があります
安いからと言って仕様がわからないまま
安い建物を購入し
将来リフォームするにも
解体するにも莫大な費用がかかって
困らないように注意をしましょう
リフォームでも
エアコンを取り付けるスリーブを貫通させるにも
調査が必要です
石綿が使われていれば
除去等の作業はとてもお金がかかります
例えば保護具については
国家検査合格品の物でなければ使用できません
石綿の除去、封じ込め囲い込み等の作業に従事する場合
①労働者に対して6か月以内ごとに1回
石綿健康診断を実施
石綿の除去等にの作業に従事しなくなった労働者についても
同様に6か月以内ごとに1回
石綿健康診断を実施する必要があり
その健診の結果(個人用)については
40年間保存する必要があります
②石綿の除去、封じ込め、囲い込み等の
作業に従事している労働者に対して
じん肺健康診断も実施
①②の健康診断を実施した後は監督署へ
健康診断結果報告を毎年2月末まで申請が必要です
もう一度書きますが
中古の建物に
安いからと飛びついて
あとで後悔しないようしましょう
メンテナンス費も考慮した家づくり
使う建築材料によっても
維持管理費メンテナス費用が違ってきます
エイハウスの標準仕様と価格、性能
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夕方は地元の大先輩の事務所へお邪魔して
いろいろなことを教えていただいたり相談したり
動画をみての今日の復習もし
明日も安全第一に
それではまた