20230928 国登録有形文化財 旧本郷邸見学
前日のブログの続き
昨日のフルヤモードさんで行われた女性部会研修会のあと
車で5分弱の場所にある
旧本郷家住宅の見学も企画してくださっていました
平成28年11月29日(官報告示)に登録された
国登録有形文化財(建造物)
明治から大正にかけて
地域の農業や経済の発展にも尽力された
345ヘクタール以上を所有する県内有数の地主さんの黒塀に囲まれた住宅
築100年以上の主屋や内蔵
昭和初期に完成した洋館
近代造園の祖と称される造園家
長岡安平氏による
大正11年(1922)の本郷家庭園設計図(彩色図)も現存している
庭園も素晴らしい造りでした
無料で見学できるなんて
大仙市太っ腹です
ガイドの佐藤さんの予約もしてくださっていました
古谷さんありがとうございます
秋田の歴史に興味のある方
古い建物や建材、当時の一流の技術
庭園好きの方にもお勧めスポットです
ガイドさんの説明を聞きながら
実際見てみると素晴らしさがより伝わってきます
全てはお伝えできないので
現代の建物と比較して私が目についた点をいくつかご紹介します
昭和初期に建てられた洋館を見上げると
小屋裏換気口がありました
そして基礎には床下換気口
鉄製の蓋もついていました
↓蔵は火災から守るため
高温で扉が閉まるつくりになっているとのこと
基礎から上も石で作られていました
蔵の石でできている床下換気口
蓋は手で容易に移動します
石を加工する技術も素晴らしいですね
蔵の中の押(なげし)は京都の北山杉一枚もの
約8間(14~15m)もの長さ
他にも漆塗りの技術や
(漆を濾して透明な塗りもあり)
釣りが好きな方には釣り竿
絵画好きな方には素晴らしい絵も保管されていました
材料や運搬費や建築にお金がかかっただけでなく
知識や技術にもお金が支払われ
こんなこともできるという
アイディアが集結された建物なのかなと思いました
長くなってきましたが
こちらの建物で竜王戦が行なわれるかも
将棋竜王戦は
竜王と挑戦者が七番勝負を行い
4勝した棋士が竜王となります
第6局開催なら
旧本郷家住宅を会場に行われます
第36期竜王戦七番勝負 日程・対局場
【第1局】10月6、7日(金、土)セルリアンタワー能楽堂(東京都渋谷)
【第2局】10月17、18日(火、水)仁和寺(京都市)
【第3局】10月25、26日(水、木)旧安川邸(福岡県北九州市)
【第4局】11月10、11日(金、土)銀鱗荘(北海道小樽市)
【第5局】11月27、28日(月、火)ことひら温泉 琴参閣(香川県琴平町)
【第6局】12月6、7日(水、木)旧本郷家住宅(秋田県大仙市)
【第7局】12月13、14日(水、木)常磐ホテル(山梨県甲府市)
昨日、
竜王戦関係者の方達の打ち合わせが行なわれていました
対戦予定の奥座敷も見学
奥には素晴らしい庭園
大仙市に来られる前に藤井聡太竜王が4勝され
対局が行われない場合は
大仙市で祝賀イベントを開催する予定だそうです
将棋に興味のある方もない方も
秋田県大仙市角間川にある旧本郷邸
一見の価値ありです
それではまた
田澤 妙子
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