5.ランニングコストのかからない家の特徴|光熱費を下げる方法を解説!5-3ランニングコストの要、光熱費を抑える方法 5-3-4日当たりを良くする?

5.ランニングコストのかからない家の特徴|光熱費を下げる方法を解説!5-3ランニングコストの要、光熱費を抑える方法 5-3-4日当たりを良くする?

5-3ランニングコストの要、光熱費を抑える方法

5-3-4日当たりを良くする?

室内の日当たりを良くしようとすると、窓面積は大きくなる傾向に動きます。

ところが窓面積が大きくなると、せっかく作り上げた快適な温度が窓を通して大量に外に逃げ出し、その面積に比例してエネルギーのロスにつながります。

UA値(外皮平均熱貫流率)
202303081706.png

ηAC値(冷房期の平均日射熱取得率)
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(令和2年度 住宅省エネルギー技術講習テキスト参照及び抜粋)

「平成25年度省エネ基準」ができた当時は、「パッシブ」という考え方が、雪がたまにしか降らない地域で推進されていました。

しかし、2021年12月時点での省エネ基準の上位等級のUA値(外皮平均熱貫流率)では、その数字がかなり厳しくなり、雪国地域のUA値に近いレベルが求められるようになりました。

パッシブは、太陽光や風を取り入れるなど、自然エネルギーも利用するという考え方ですが、実験結果により、パッシブでは「2050年のカーボンニュートラルは実現できない」と国が判断したわけです。

「パッシブは家づくりに取り入れてもいいのですが、雪国とほぼ同等の外皮性能UA値も確保してください」と、2022年の国の方針は変化したようです。

こうした背景から、さらに 「光熱費」がかからない家の設計技術と施工技術が求められています。


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