1.【寒冷地にある住宅の特徴を解説】間取りや暖房の悩み、注意点を解消!1-9寒冷地で注意したい間取り 1-9-7耐震性能の心配
1-9寒冷地で注意したい間取り
1-9-7耐震性能の心配
省エネ住宅をうまく機能させるコツは 「1-9-4コツは間取りを分けないこと」と上述しました。
しかし耐震性能を保つには、垂直方向に設置される耐力壁と、水平方向にかかる力を制御する床組みや天井組の構造が必要です。
木造住宅の場合、吹き抜けがあると構造材に当たる1階の天井組と2階の床組みが自然となくなり、水平耐力は設置不可能になります。
つまりは耐震性能も保てなくなってしまいます。
耐震のイメージは段ボール箱です。
段ボール箱を開けるまではよっぽどの衝撃を受けない限り原形をとどめますが、6面あるうち上部の1面を開けた途端に段ボールは壊れ始め、下部を開けると3次元の立体から簡単に2次元の平面になります。
2階建て以上の木造住宅を設計する場合は、ダンボール箱を縦横きちんと並べるように積み重ねた設計にすると、耐震性が強くなります。
しかし寒冷地の住宅の場合、耐震性能と省エネ性能が一番いい組み合わせは平屋住宅です。
雪国で住宅を計画する場合、耐震性能を確保する上で忘れてはいけないことは、屋根の上に「雪が何メートル積もった状態での設計なのか?」という、耐雪性能との組み合わせで耐震設計することです。
建築基準法で地域ごとにその基準が示されているので、それを踏まえたうえで雪国での住宅を設計することが必要になります。
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